DQ10のスーパースターに「ボディーガード呼び」というスキルがあります。
今回はそのスキルが、オフライン版で意味がわからない超強化をもらっているという点について記しておきたいと思います。

オンライン版もオフライン版も一定額のゴールドを戦闘中に消費することにより、一定のダメージを肩代わりしてくれるという点は同じです。
多少のゴールドが犠牲になるもののパラディンをも凌駕する全職中ぶっちぎりの耐久力を得ることが出来る、スーパースターを象徴する技の1つです。

ボディガード黒 ボディガード白 ボディーガード金

オフライン版でもボディーガードは黒服、白服、金服の3パターンがあり、後者のほうが肩代わり可能な総ダメージ量が多いです。
類似スキルであるラグアスの精鋭部隊呼びは1種類のみの模様です。

筆者はオンラインにおいてこの職をメインに使ったことはないのですが、アトラス・バズズ・ベリアルを同時に相手する危険な「悪霊の神々コイン」や「ネルゲル強」戦でスーパースターを担当して挑戦したことがあるので、その時のわずかな知識は持ち合わせています。9年以上前の話。
ボディーガードを呼んで怒涛の攻撃を耐え、ラリホーマで寝かせ、メイクアップでみとれを誘い、スキャンダルで幻惑を狙う。
ネルゲル強実装当初は強戦士の書がなかったので、鉄の金庫がない時代にまとまったゴールドを持ち歩くという危険を犯してランドン山脈の奥まで走ったなぁ・・・

DQ10オンラインのバトルの歴史を紐解いても、ダークネビュラスやキラークリムゾンといった勝てる人が1%もいなさそうなエンドコンテンツ実装当時に、超耐久を見込んで最前線プレイヤーが攻略する際に採用された実績がある、そういう側面を持つ職業です。
(最近はHPリンクのまものつかいがそういう使われ方していますかね、今の流行はわからぬ)

オンラインボディガード

※こちら、オンライン版の私のメインキャラがボディガード使用した瞬間を激写。
レベル上限124の今の時代にレベル85に留まっているあたり、興味の無さが如実に現れています

 

というオンラインでの経験があり、知識薄いなりにもスーパースターにボディーガード使わせればめちゃくちゃ硬いというのはオフラインプレー開始前から把握していたので、攻略に行き詰ったらいつでもこの最強カードを切ってやろとは思っていたのです。
思いのほか全しばりプレイが順調に進んでしまったので、結局初採用が冥獣王戦という事態になったのですが、その直前のバサグランデ戦で類似スキルであるラグアスの「精鋭部隊呼び」を使い始めてから、その防御効果がオンライン版よりやたら強くないか?と違和感を覚えたのです。

ネルゲル戦の動画から特定場面を画像引用しますが、冥獣王が使用するマヒャドが下記画像の通り「Miss!」になります。
オンライン版の仕様を知っていると違和感しかないのですが、何故か絶対に当たらない。
冥獣王戦においてはこのマヒャドの他、メラゾーマ、ドルモーアが回避可能です。
前座となる冥王戦でも、冥王本人の冥界の門やベリアルのヘルファイアの回避を確認しています。

ネルゲルマヒャド

ネルゲルマヒャド2

アークデーモンの暴走イオナズンだけは、呪文であっても精鋭部隊にダメージが入っていたので、暴走時は判定が違っているようですが、とにかくめちゃくちゃ回避します。
ただでさえダメージを肩代わりしてくれるという有用さに加えて、物理じゃない攻撃に対しては無効化するというとんでも防御性能まで備えることになり、より鉄壁さに磨きがかかったのがオフライン版におけるボディーガード呼びです。

呼び出しているボディーガードさんや精鋭部隊の人、魔法やブレスの回避を実現してくれるような特殊な人材を呼んでいるようには見えないんですけどね・・・
よほど優秀な防具を装備しているのか。はてさて。

イオナズン

イオナズン2

※筆者が確認した範囲では、暴走イオナズンだけ呪文ながらダメージを受けました。
精鋭部隊の人受けているダメージ少ないのでイオ耐性持ってそう。

で、オンライン版のボディーガードにこんな特性なかったよね?と改めての確認を行いました。
とある場所で戦うヘルバトラー相手にイオグランデを受けたシーンの抜粋ですが、ボディーガードにちゃんとダメージ入っています。ですよねー。
オフラインのボディガードはなんであんなことになっちゃっているんだろうな・・・

オンラインボディガード2

オンラインボディガード3

オンラインのボディーガードは張り替えを行う数秒間スパスタ本人が無防備になる瞬間があるという弱点もあるのですが、完全ターン制のオフラインでは張り替えを狙われる心配もない。
本当に至れり尽くせりでございます。

そもそもがバトル全般の難易度がオンラインと比べて大幅に低いので、オフラインでは壁役目的でのスーパースターの出しどころは全然なさそうな気がしてならないのですが、
オンラインとのあまりの仕様の違いに思うところがあり、記事を書かざるを得ませんでした。
この記事を機にスーパースターやしばりプレイに少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。