先に動画を投稿済みではありますが、筆者はしばりプレイ全部ONの状態かつ全員レベル39という高レベルキャラを用いない編成でDQ10オフラインをクリア達成しました。

チート級の防御能力を誇る「ボディーガード呼び」「精鋭部隊呼び」の強みを全面に押し出した攻略ではあるのですが、何も考えずにこのスキルを振り回すだけで簡単に勝てる、というものでもなかったということを紹介させていただきます。

ラストバトルは「冥王ネルゲル」戦と「冥獣王ネルゲル」戦の2連戦となります。
1戦目も決して楽な相手ではないのですが、2戦目と比較すると赤子と鬼神ぐらい力の差があるので、1戦目については特に触れずに2戦目をフォーカスします。

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まず2戦目の相手となる冥獣王のスペックの解説ですが、シンプルに物理攻撃特化の打撃おばけゴリラです。変身前はイケメンなのに見る影もない。

今回キーエンブレム全取得までの戦闘はマヌーサを駆使してレベル32~33(ラグアスだけ36)で攻略したのですが、その状態で冥獣王に挑むとどのキャラも確実に打撃でワンパンされます。
フウラちゃんに至っては最大HPの2倍以上のダメージになります。オーバーキルにもほどがある。

マヌーサ有効な相手ではあるのですが、幻惑に頼って運ゲーするにも限度があるだろうということで、まともな攻略は早々に諦めてスーパースターを用いた戦術にシフトします。

フウラワンパン

絶望の被ダメージ400超えフウラちゃん。

スーパースターには「ボディーガード呼び」、ラグアスには「精鋭部隊呼び」というとても強力な防御スキルがあります。
召喚主に向けられた攻撃のうち、物理攻撃はダメージを肩代わりする・魔法攻撃やブレス攻撃については何故か無効化するという性能を持っています。
いくらなんでも高性能過ぎてやばいやろという点については1つ前の記事で存分に語っておりますので、よろしければこちらもご参照ください。
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攻撃魔法とブレスを何故か無効化するボディーガード呼びと精鋭部隊呼びの怪
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「ボディーガード呼び」と「精鋭部隊呼び」はほぼ同じ性能なのですが、肩代わり可能なHP量に差があります。

ボディガード黒

まずはボディーガードの黒服。一番召喚率が高いノーマルな人です。
だいたい500ダメージぐらいまで受けてくれます。
召喚主のステータスによって変動があるかどうかは調べてません。あくまで今回の攻略時点においてこのぐらいの数字だったということでご理解ください。

敵の痛恨が来ても被ダメージは380前後ですので、一番HP低い黒服でもワンパンでは倒れないというのが、精鋭部隊呼びに対し明確に勝っている点です。

 

ボディガード白

続いてボディーガードの白服。少し発生率が低めのレアな人です。
ちゃんと数えてないですけど8回に1回ぐらい来てそうな雰囲気です。
これまた正確な数値を取っていませんが、おおよそ1000ダメージぐらいまで受け止めてくれます。
白服が来てくれると、ターン回しに少し余裕が出来て嬉しいです。

 

ボディーガード金

最後にボディーガードの金服。めちゃくちゃ低確率なスーパースーパーレアな人です。
どのぐらいレアかというと今回のプレー全編を通して数百回グラサン強面おっさん召喚して、冥獣王戦本番で1回見ただけです。実際召喚率どのぐらいあるのだろうか。
本番でいきなり出てきちゃったのでどのぐらい耐えてくれる人なのか計測できておりません。
白よりは確実に耐えます。とてもすごい人です。

ただ、ボディーガード呼びは被ダメージ以外にも8ターン程度の時間経過で帰ってしまう特性もあるので、金が出たらずっと俺のターンが出来る、というほど有利が取れるものでもないです。

 

精鋭舞台

ラグアスの精鋭部隊呼び。こちらにはガチャ要素は無く、いつも同じ人が呼び出されます。
ボディーガード呼びより性能が低く、肩代わり可能なダメージは350程度となります。
冥獣王の痛恨の一撃一発で落ちてしまうというのがポイントで、ラグアスの方が主人公スーパースターより防御重視の立ち回りを求められます。

「ボディーガード呼び」「精鋭部隊呼び」双方に共通する特性ですが、ガード役が場に残っている状態で再度スキルを使用すると、場に出ていたガード役は退場してHP満タンのガード役が新たに登場する事になります。
安全を取るならガード役がHP0になるまで待たず、すぐに再召喚してOKということですね。


敵の攻撃は
・打撃がだいたい280ダメージ前後
・痛恨の一撃がだいたい380ダメージ前後

となりますので、それを踏まえて、
・主人公スーパースターはガード役のHPが300切ってそうなら再度ボディーガード呼び使用
・ラグアスはちょっとでもガード役にダメージが入ったら即座に精鋭部隊呼び使用
という流れがこちらの基本行動となります。
ガード役のHPは目視できないステータスですので、雰囲気で暗算して頑張ります。


ついでポイントとなる点。それは「すばやさ」です。
ガード役がかばってくれない時間を一瞬でも作ってしまうとどこからでも即死がある戦闘ですので、すばやさを制さずにこの戦闘に勝ち目はありません。

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こちら、今回の冥獣王戦に挑んだラグアスのステータスです。
すばやさ117となっておりますが、この数値の場合冥獣王に対して100%後攻になります。

先行か後攻かどちらか分からない中途半端なすばやさより、あえてすばやさを下げて行動順を後攻に固定させて安定させる立ち回りは、DQ3の後攻戦士やDQ4まじんのよろい装備ライアンにけんじゃのいし連打させる戦法から続くDQやりこみ攻略の伝統芸能ですが、
そういう事情によりラグアスは、スキルリセットしてラストバトル向けのスキル構成を組む際にすばやさアップのパネルを取りに行かずに仕上げました。

 

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン_20221016044002_1

ついでこちらはラスボス戦に挑んだステータスではないのですが、すばやさ説明時に必要となる情報なので引用します。
「ボディーガード呼び」を習得したスーパースターレベル27時点のステータスです。
DQ10オンラインのスーパースターはそんなにステータス高い職のイメージなかったのですが、このレベル27時点ですばやさは183、ラグアスを66ポイントも上回っています。

そしてとても厄介なことに、このすばやさでは冥獣王に対して先行もしくは後攻を安定させることが出来ません。先行後攻半々ぐらいの確率になります。
一見無敵に思えるスーパースターのボディーガード呼びですが、それでも覚えるだけでは勝ちに直結しないのはこのすばやさの問題があるためです。
行動順を完全に固定できないと「後攻した冥獣王の2回攻撃」+「次ターンに冥獣王に先手を取られて2回攻撃」のMAX4回連続攻撃を受ける可能性が出てしまいます。場に出ているガード役が黒服の場合、冥獣王の打撃を2発受けると黒服が退散してしまうので、4回行動のうち3回以上主人公にターゲットが向くと終わるということで、この条件で長時間耐え凌ぐのは天文学的な確率になってしまいます。

どのぐらいのすばやさにすれば先行安定になるかなんて実戦で探っていくしかなかったのですが、「すばやさ117のラグアスが後攻確定」「すばやさ183なら先行後攻混在」なら、
さらに70程度すばやさ上乗せできれば流石に先行確定になるやろ、という推測をもとにスーパースタのレベル上げを敢行。なんとなく低レベルっぽい雰囲気も残したいということで目標レベルを40代にぎりぎり届かない39に設定しました。

りゅうきへいてれれー

全しばりプレイの場合メタキンコイン使っても経験値入らないので、しかたなく雑魚戦を利用して、主人公一人だけ生かした状態でコツコツ経験値ためました。
一人で戦闘してもボディーガード呼びのお陰でちゃんと戦えるのはスーパースターの強みですね。一人だけ集中でレベル上げないと行けない局面なんて、普通は訪れないのでしょうけど。

 

レベル39すぱすた

そんなこんなでレベル39まで育てたスーパースターのステータスがこちら。
・絶対後攻のラグアスがすばやさ117
・先行後攻混在のレベル27スパスタがすばやさ183
・そして今回のレベル39スパスタはすばやさ235

ほぼ目標通りのすばやさの値にすることが出来、実際にこのステータスでは冥獣王に先行を取られることはありませんでした。確定先行と見て大丈夫だと思います。

スーパースター投入とすばやさ調整ができれば9割方冥獣王対策完成なのですが、もう1個だけ投入した対策があります。ラグアスが扱える弓スキル「ロストスナイプ」です。
テンション下げる技であれば何でもいいので、主人公戦士レベル20で習得し、全職で利用できるスキル「ロストアタック」でも問題ありません。

というのも、テストプレーで冥獣王戦流していたら、長期戦の結果相手のテンション100になってしまい、そのあと何回行動してもスーパーハイテンション状態が解けない状態になりました。
敵のSHTってそういうものなのかーとスキル構成を見直した事態です。

SHT状態になると敵の攻撃が全てダメージ1.5倍になるので、痛恨ではない通常の打撃で精鋭部隊が一撃で落とされるようになります。こうなると戦線を維持できなくなり、もう勝てません。
参考動画を残してありますので、是非ゴリラの暴力を笑ってください。



ここまで紹介した
・「ボディーガード呼びと精鋭部隊呼び」の活用
・すばやさをきちんと調整する
・テンション下げる技を覚えておく
の3つのポイントを抑え、

「開幕1ターン目でラグアスが落とされない」
「こちらが操作ミスせずボディーガードと精鋭部隊を維持する」
の2つが合わせれば、かなり安定して戦闘を展開できます。

攻撃手段に関しては撃破成功時の動画を見てもらえればわかりますが、ラグアスのさみだれうちを主軸にしました。主人公スーパースターはスパークショットで幻惑を狙い、敵の攻撃が緩む瞬間を作れないかワンチャン狙っていきます。
なかなか幻惑は通りませんが、全く通らないというほどでもなく、通ったらチャンスがつくれるというだけで無理に通さなくても戦線維持は可能というぐらいの塩梅ですので、当たればラッキーの精神で振っていきます。

右ウデと左ウデの両方が生存している時は敵の攻撃が打撃一辺倒でなかなか攻撃する隙間がないのですが、右ウデを落とすと攻撃呪文を使い始めるので、ボディーガードと精鋭部隊で呪文無効化出来る編成を組んでいるパーティーにとっては都合の良い展開になります。


以上、冥獣王戦の解説でした。
最後に冥獣王撃破成功時の動画のリンクを貼り付けておきます。